大口取引とは?

大口取引とは一度に大量の注文を行うこと。

というのは誰でもイメージできるでしょう。

しかし具体的に「大量」の定義はどの程度なのかと聞かれて答えられる人は少ないのではないでしょうか。

この大口取引はひとつの銘柄を売買した場合、金額が5000万円を超える取引所外取引のことを言います。

通常株式取引は取引所を利用して売買が行われることになっています。

しかし平成10年に取引所以外での取引が可能となりました。

これは投資家のニーズの多様化や市場競争を促すために実施されたものですが、それに合わせて大口取引という定義が誕生したのです。

この反対の意味となるのが小口取引で、売買金額が300万円以下の取引所外取引に対して使われる言葉となっています。

定義はほかにもあり、小口取引と大口取引の中間、300万円超5000万円以下の場合には準大口取引という言葉が使われています。

また、50億円を超える取引に関しては超大口取引という定義があてはめられることになります。

大口取引が行われることで株式市場の値動きに大きな影響をもたらすケースがあります。

また、証券会社などでは取引金額によって手数料を優遇するサービスを提供しているところも多く、大口取引になるとかなり有利な状況で取引を行うことができるようになります。

個人投資家にはあまり縁のない言葉かもしれませんが、市場にも影響があるため大口取引の動きにある程度目を向ける必要もあるかもしれません。